バイクの買取をする時、高く売れるタイミングを知っているといいですよね。なるべく高い金額で買い取ってもらうためには、どのような条件が必要か知っておいた方がいいでしょう。また、雨などの天候で、査定額は変わるのでしょうか。
これから、バイクを売る時のタイミングや雨との関係性についてご説明します。興味のある方は、参考にしてみてください。
バイクを売るのにはタイミングがある
バイクの買取をする時、査定額が高くなるタイミングは狙い目です。買取アップのキャンペーン時や決算期、イベント前などで買取を強化したい時期は査定額が高めになります。そのような時期は、通常よりも数%アップなどにしていて、買取相場よりも高くなる可能性があるのです。
また、「査定額を高値にしてでも、買い取りたい日」「他の人が売らない日」も、売るのにいいタイミングでしょう。例えば、雨や雪・台風で来店人数が少ない日、ゴールデンウィークやお盆の前後などです。これらの日は、買取希望でバイクを持ってくる人が少なくなります。
雨の日は濡れてしまうので、他の人が避けることも多いでしょう。買取希望の客が来ないと、売上が少なくなるため、買取業者は困ってしまうのです。買取業者の中には、月間や年間のノルマが課されているところもあります。
そのような業者では、売り上げが少ない日に来た客を逃すわけにはいきません。少しでも売り上げを作るため、安く買取する場合もあります。つまり、雨の日などを狙って買取業者に持っていけば、高値で売れるかもしれないのです。
来店人数が少ない日なら、値段交渉に応じて、高値になる可能性が高まるでしょう。
雨の日にバイクを売るといい理由とは?
雨の日にバイクを売るといい理由の一つが、「バイクの傷が分かりにくくなる」です。晴れている日にバイクの査定をしてもらうと、日光などでバイクの本体が照らされ、傷が目立ちやすくなります。細かい傷も見えてしまうため、査定額に影響することがあるでしょう。
一方、雨の日の場合、雨水などが付いているので、傷が分かりづらくなります。また、雨に濡れる時間を短くするため、査定時間が短くなることもあるでしょう。つまり、目立ちにくい傷を発見されることなく、買取してもらえるのです。
雨の日だけでなく夕方から夜にかけての時間帯は、さらに傷を隠すことができます。また、雨の日は、「他の人が避ける日」という条件に当てはまります。バイクの査定時間は、一般的に30分~1時間ぐらいかかるでしょう。
立ち会って査定をする場合、売る人と査定人のどちらも雨で濡れてしまいます。それを避けるため、雨の日に来店する人数は少なくなる傾向があるのです。買取業者はその日の売上を考慮しているので、確実に買い取れる価格を提示することもあります。
バイクを売る時の注意点
バイクを売る時には、帰りの交通手段や荷物を考えておくことが必要です。バイクで買取店に行って契約が成立すると、帰りに乗るバイクはありません。徒歩や電車・タクシーなどの交通手段を考えておかなければならないのです。
そして、交通費が必要な場合は忘れずに用意しておきましょう。バイクに乗せていた荷物も、持って帰らなければなりません。レインコートやカバン・ヘルメット・収納スペースに入っていたものなど、持ち帰るものは多くなります。
収納スペース内に入れていたものは、あらかじめ出しておくといいかもしれません。さらに、バイクを掃除して綺麗にすることも大切です。泥などの汚れが付着していると、査定時に拭き取るなどの手間が発生します。綺麗にされているだけでも、査定人からの印象は良くなるでしょう。
また、雨の日にバイクを売る時には、雑巾やタオルなどの拭くものが必要です。店内にもタオルなどは用意されていますが、雑巾やタオルを持参しているだけで、買取業者からの印象が良くなります。
買取業者では、なるべくバイクを買取したいので、査定額アップなどの特典を付けることが多いです。買取査定人は基準に沿って審査をしていますが、印象が良いと「特典を付けよう」という気持ちになるでしょう。その他にも、書類を持ち運ぶ時は、濡れないようにすることも大切です。
書類が濡れていると、印象は悪くなります。書類が濡れていて使えない時は、買取契約が後日になるかもしれないので注意しましょう。
バイクを売る時は、価格相場を知ろう!
バイクの買取をする時には、買取相場を知ることが大切です。買取相場を把握することで、しっかりとした価格交渉をすることができます。相場が分かっていないと、安いか高いかが分からず、言われた価格で売ってしまうかもしれません。
最初は最低価格で交渉を始める場合もあるので、交渉を有利に進めるためにも、買取相場を把握しておきましょう。相場は、バイク買取店のホームページなどで調べることもできます。しかし、型番だけでなく年代や走行距離・傷の有無でも金額は異なるので、平均相場だけを参考にしてはいけません。
複数の業者に査定を依頼することで、高く買取してくれる業者を見つけられます。業者によって査定人の判断は異なるため、査定額が同じになるとは限りません。少しでも高額にするためには、多くの業者で査定をしてみましょう。
「他の業者でも検討している」と伝えると、「その業者よりも高値で買取します」と言われることもあります。バイクを売る時には、高値にしようと思わせる心理作戦も重要なのです。
バイクを売る時は、タイミングを逃さないことが大切
バイクの買取をする時には、売るといい日や時期があります。その時に買取業者へ持っていけば、納得できる買取査定額になる可能性が高まるでしょう。しかし、タイミングを逃してしまうと、損することもあるので注意が必要です。
例えば、バイクを高値で売りたいため、「決算時期まで待とう」「雨の日になるまで待とう」と考える人もいます。しかし、バイクの価値は日々下がっていくものです。バイクの型が製造中止になると、それに伴う価値の高騰はありますが、そのような事例は稀でしょう。
基本的には、時間の経過と共に価値が下がり、査定価格も低くなります。購入してからの期間や走行距離が多くなるのも、査定額を下げる要因です。よって、売る時を狙い過ぎて待っていると、高く売る予定が低価格になり、逆効果になってしまいます。
売るタイミングを見極めることも大切ですが、売りたいと思った時に売ってしまうのも一つの手段です。
参考元…バイク出張買取|バイクランド ... http://www.bike-kaitori.com/